5大ビタミン欠乏症の症状とは
ビタミンが不足することで起こる「5大ビタミン欠乏症」それぞれの症状を下記に説明します↓
1、ビタミンB1不足で起こる→脚気
・ビタミンB1の欠乏によって、心不全と末梢神経障害をきたす疾患です。
2、ナイアシン不足で起こる→ペラグラ
・ペラグラとは「荒れた皮膚」という意味で、ナイアシンが不足したことにより、
皮膚炎や神経症状を引き起こします。
日光に当たりやすい顔や手足に炎症がおき、悪化すると胃腸障害や精神障害が見られます。
3、ビタミンC不足で起こる→壊血病
・体内のさまざまな器官に出血性の障害が生じる疾患です。
歯茎や皮膚などからの出血や貧血、体重減少、免疫力の低下などが起こります。
4、ビタミンD不足で起こる→くる病
・健康的な骨を維持するのに必要なビタミンDが不足するため、
成長期の子どもに骨の石灰化障害が起こります。
カルシウムが骨に沈着せずに、骨が盛り上がり、肋骨のこぶや鳩胸、低身長などが起こります。
5、ビタミンB12不足で起こる→悪性貧血
・黄疸などの症状が見られ、血液中に異常に大きい赤血球が出現する進行性の貧血です。